2011年10月12日水曜日

モンタンベール

朝からモンブランやシャモニー針峰群がくっきりと青空の中に聳えている。08:30の始発ロープウェイでプラン・ド・レギューに向かう。ここで降りたのは我々3人だけだった。

よく整備されたトレッキングコースをモンタンベール目指して歩き始める。モンタンベールまでの3分の2は緩い下りが続く。やがて少し急な登りになり、しばらく頑張るとケルンがたくさん積まれた台地に到着。ドリューが眼前に迫り。、メール・ド・グラス氷河の向こうにグランドジョラスが見える。ここまでのんびり3時間の歩行。

軽い昼食をすませて、モンタンベール駅を目指して、かなり急な下りを行く。モンタンベール鉄道は運休中で、レールがはずされ、重機が唸りをあげて整備が進められている。

ホテルの裏手から林の中へ続くツヅラ折れの道、標高差1300mを2時間かけて下り、シャモニー駅前に出た。

見上げれば急峻で尖ったシャモニー針峰群、眼下にはシャモニーの町が広がり、シャモニー谷を挟んだ対岸はブレバンやアンデックスなどの「赤い針峰群」が峰を連ねている。天気に恵まれた素晴らしいトレッキングだった。

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